番組ディレクターより今週の一言
前回、ブラッド・レンフロが亡くなったことを書きましたが、今度は何とヒース・レジャーも夭逝してしまいました。睡眠薬の過剰摂取とのことですが、まだ28歳という年齢に愕然としてしまいました。『バットマン ビギンズ』の続編など製作中の作品もあったことから自殺とは思いがたいですが、小さなお子さんもいらっしゃっただけに早すぎる死が残念でなりません。古くはジョン・ベルーシから薬物で命を落とすハリウッド・スターは後を絶ちませんが、皆さん本当に体は大事にしてもらいたいものです。
話は変わりますが、今週は子供と劇場で週末に『テラビシアにかける橋』と『ビー・ムービー』を見てきました。『テラビシアにかける橋』は昨年、新宿・歌舞伎町で開催されたシネシティ映画祭でも見ましたが、やはり素晴らしい作品なので泣けてしまいました。貧乏やいじめ、家庭内での疎外感に直面している主人公が気持ちを分かち合える女の子の友人と、想像の世界を楽しむこの映画。『ハリー・ポッター』や『ナルニア国物語』みたいなファンタジーの世界を丸ごと描いた作品とは一線を画し、現実社会の要素が極めて大きな比重を占めていますが、そこが本当にいいんですね。鬼才カイル・クーパーが手掛けたメインタイトルでは鉛筆を削る瞬間、眩いばかりの光が現われますが、自分も子供の頃、新聞に入っていたチラシの裏面でいろんな絵を描いては楽しんでいただけに、鉛筆と画用紙から生まれる想像の世界が輝いて感じられました。今、鉛筆を使っている人って電動の鉛筆削りを使っている人が多いと思いますが、私の場合、ほとんどカッターで削っています。子供の頃、父親に「鉛筆削りでは芯も一緒に削ってしまう」と削り方を教わって以来なのですが、子供の学校用の鉛筆もカッターで削っています。先端は尖ったりしませんが、この方が自分としてはしっくりくるんですよね。
すっかり話がそれてしまいましたが、自分が思っていたより観客が大勢いたのはうれしかったです。でも小さなお子さん連れが目立っていたので、できれば吹替え版も公開してもらいたかったですね。
一方の『ビー・ムービー』は日本語吹替版だったので、子供も多かったのですが、意外なことに結構シリアスな内容にビックリ。就職問題から、人と蜂の間でハチミツの製造権争いが法廷で交わされるなど、小さい子供にはちょっと厳しいかも?と思えるような内容でした。案の定、楽しかったと言う娘に、法廷でのことを確認してみたらさっぱり理解していませんでした。まあそれでも子供は楽しんでしまうんでしょうが・・・。いかにも裁判国家アメリカらしい一作と言えるかもしれませんね。(飯塚克味)
05:47 午後 番組ディレクターより今週の一言 | Permalink
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