山寺宏一より今週の一言
今回は間もなく公開になる私が参加した作品のことを紹介したいのですけども、タイトルは9月29日から始まる『ストレンヂア ―無皇刃譚―』というアニメ作品です。主役の声は長瀬智也さんが演じています。その作品に私も参加させてもらっていて、時代劇なんですね。で、更に細かく言うと本格アクション時代劇なんです。そういう訳で自分も完成作品を見たんですけども、もう凄いです!何が凄いかって、とにかくアクションがハンパじゃないんです。まるで黒澤明監督が生きていたらきっと作ったであろうアクションを見ているかのような、出来なんです。カッコよさとスピード感と迫力があるんですねえ。ジャパニメーションっていうのは本当に凄いというのを改めて知った感じです。冒頭の方に雨の中でチャンバラをする場面があるんですけども、私の役が独りで盗賊たちをバッタバッタと斬り捨てていくのですが、とにかくカッコいいんですねえ。まあ血しぶきは飛ぶし、残虐だと言われれば、そうかも知れませんけども、作品の中にちゃんとメッセージもこもっていて、主人公が言うんですねえ、「痛みがあった方が生きている気がする」と。そして命を賭けて守るべきものを探すんですねえ。まあ自分の運命とか宿命とか、そんなことに思い悩んでいる主人公が守るべきものを見つける。そして命を賭けて戦う!そしてそこには痛みが伴う。刀を使ったアクションなので、教育上避けたほうがいいと言う人もいるかもしれませんが、本当に作品の内容を理解していくと、真のテーマが見えてくるはずです。単にそうしたアクションを面白おかしく描いた訳ではないと。でもエンターテインメント性とか考えると、この作品は世界も注目するのでは?と思っています。きっとじわじわとやってくるはずです。アメリカでもタランティーノをはじめとして、日本のアニメ監督に注目している人は多いですよね。彼は『キル・ビル』でもあれだけアニメを入れたりしている訳ですし。そんなジャパニメーションを見慣れた人たちも「お、これカッコいいね!」と言ってくれるのではないかと思っています。僕も自分の役を見ていて、怖くなるくらいの迫力があったんですね、特に映像に!僕の役は設定では中国語を話しているってことなんですが、やっぱり全編中国語だと分かりづらいし、そもそも最初から話が来ませんので、僕はやらないのですが、台詞の半分は中国語なんですね。またこれが声優として初挑戦だったのですが、まあこれがネイティブな方がご覧になってどう思うのか?全く分かりようがないのですが、自分としてはかなり頑張って、中国語の先生に教わりながら臨みました。中国語部分は字幕がでますが、皆さん見ていただいて判断してもらいたいと思います。とにかくまた凄い日本のアニメ作品が生まれたので、是非劇場に行って見てください。この後も更に凄い作品に参加していますので、それはまた改めて紹介させて頂きますね。
01:10 午前 山寺宏一より今週の一言 | Permalink
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